人見知りが留学に行ってきた!
こんにちは、Yukitoです。
留学を終えて帰国しました。
早いものでもうすぐ帰国から1週間が経ちそうです。
ラスト1ヶ月なんも更新してないんですけど、そこは寮の友達にYukito死亡説が流れる程度に部屋にこもって勉強してました。
さて今回は総まとめ。自分の反省も兼ねて留学を通じて思ったこと色々書いていこうと思います。
全体としては、時間をかけてやったことがプラスになったのではないか、ということ。時間をかけた分だけ失うものも勿論ある訳ですが(19卒就職の資格とか専攻の知識とか)、体調崩すくらい勉強した時間、自分を振り返る時間を得られて今は良かったと思うし、これから社会人になって有意義だったと、僕のなりたい僕に近づいたんだと証明しないといけないと思っています。
その他、良かったこと。ダメだったこと。人見知りとして。の3つに分けて箇条書きしていこうと思います。
良かったこと。
- ルームメイトに恵まれたこと。
時折動物園化するくらいワヤワヤする事もある寮でしたが、そんな中にあって僕のルームメイトは真面目なだけでなくて面白くもあり、話がよく弾みました。
遊びに行くような関係じゃないけど、色々と話ができるような間柄で、心地よかったです。あの部屋だから1年なんとかなったと思います。
- 好きな勉強が出来たこと。
興味のあることが学べて、それを喜んで教えてくれる教師陣、いい意味でほっといてくれる周囲、など内容・環境として良かったと思います。
自分としては学校のいわゆるお勉強(大学生としてはちょっと良くないですが)が好きなので、そういう意味で好きにできた1年は良かったです。モラトリアムとしても。
コミュニケーションというかメディアの勉強でしたが、受け手がどういう性質だからあるいはマスメディアがこういうモノだから情報の受け取り方にこういう影響を受けて、みたいな話がとても面白いと思いました。大枠として人はこう思うだろうとか、組織の目的がどうとかが更に組み合わさってまた発展していくのも僕には面白い要素でした。
- 精神的なこと。
自分が嫌いである事は行く前から変わらないけれど、まとまった時間色々考えて、どこが嫌いかがはっきりしてきた気がします。それを鑑みて行動に生かしていけるような手ごたえを感じています。
例えば、気分屋はイラつく要因を減らすのを最優先する事で軽減しようと。お腹空いてるとイラつくのでご飯食べるとか、人のSNSの投稿見てると嫉妬するのでスマホからアプリ消すとか。
海外の学生は自分で自分と付き合うのが上手いと感じていて、そこから得たものかなと。
それとは別に、留学自体が少しだけ自分を認めてやれる経験になりました。22年生きてきて、何を為した訳じゃないという空虚な感じが常にあったけど、この1年だけはちゃんと勉強した。体調崩すくらいまでやったんだって、そこに疑いはありません。
あとはおまけで英語話すのに躊躇いが減ったとか、NBA生で観れたとかです。
これあんまり良くないのかもしれないですが、英語の上手い下手って僕の中では段々と副次的なものになっていったというか、英語話さなきゃより何話そうかが大事になってました。英語の上達が目的ならそういう話し方があるわけです。これ違和感ある言葉回しじゃない?こういう感じを伝えたい時どんな風に言うの?とか。でもそれより中身を優先してました。多分是非は人によりけり、なのかなと思います。僕は中身優先で話したらそれが自分に向き合う事になって良かったと同時に英語上手くならなかったのは悲しい。が今の思いです。
そういう訳で上手く分類できなくて真ん中に配置しました。
ダメだったこと。
- チャンスは更にあったこと。
色々経験を積んだりするという意味で回ってきたものの多くを手に取ることができたと思ってますが、まだやれたなと思います。
公共図書館のボランティア、司書さんにインタビュー、近くのパフォーマンスステージ参加、オフィスアワー以外に教授に連絡取ったり。やれる事はまだまだ沢山あったと、そう思います。
何より環境が揃っていた。何に挑もうと馬鹿にされるような事は絶対にないし、むしろ応援されたり巻き込んでもっと大きい事になったり、その環境を活かしきれなかったかなと感じています。
- 気分に振り回されたこと。
気ままに、好きなように生活できた反動か、思い通りにいかないとかでムカついた時、その感情に支配されて他の事が出来ないことがありました。具合も悪くなるし、将来的に社会人としてそうではいけない訳で、そうした時間は最悪でした。
- 財布をなくしたこと。
過去最大級の大失敗。自分がどれだけ迂闊かを思い知りました。輪をかけて最悪だったのは免許証、保険証、学生証などを日本に置いてくるのを忘れてそのまま財布を使っての紛失だったこと。ただただ危険度を増すだけの行為だと分かってたはずなのにどこか見通しが甘くやってしまった失敗でした。
人見知りとして
友達は少ないけど、授業とかを通じてなんとかできて、そこから見えたことを書き残します。
- 英語ではないということ。
そもそもコミュニケーションが取れないからできない、という事もなきにしもあらずなのですが、それよりも波長や趣味の合う合わないとかは世界共通であって、友達が少ない理屈は変わらないと思いました。
僕としてはいつでも初対面の人は構えるし、上手く呂律が回らなくなるしで、環境だけでは変わらないんだなぁと悲しくなりました。
誰も彼もが初対面なので勇気を持ってキャラ変すべきところだったのかもしれません。今後人見知りだけど留学行く方、頑張って。何様なのかというお叱りを受けそうですが。
- ヲタクは生きにくい。
人見知りと一切関係ないですが。
基本的に供給量が減るというか、日本のアマゾンプライム特典のアニメ見るとか海外だとできなくて辛い。本屋もないので漫画眺めたりできなくて辛い。ジャンプ無い。アニメイト無い。辛い。といった感じです。
それから日本人留学生にヲタクっていう人はいるのでしょうか。10数人知り合った訳ですが、そのくらいの大学生を抽出したら日本でもいないのでしょうが、留学先にはいないと感じました。幸いにして、ヲタクだろうが拒絶反応を示す人がいなくて良かったかなと。ただその分ある程度、非ヲタに擬態して付き合う努力というか恩返し的なやつが人付き合いとして大事かと思います。
中国系の学生に時折「日本のアニメ好きだよ!」という方がいるのが救いでしょうか。一方で語りたいのに英語がそれを阻む事もあり、もどかしくなったりしました。ヲタクストレスフル。
2月に一度程、日本のヲタク友達に語るはけ口になってもらうべくLINEしたりしてました。
以上!
特段、他の留学生の方々と変わるような内容ではありませんが書き出してみました。他にも書きたいことはあったけど、まだ自分の中で答えが出てなかったり、ここに書いてあるもの以上に支離滅裂な言葉回しでまとまりがなくて。そんな話を聞いてくれる人は友達になってください。コメント待ってます。笑
ともかく、人見知りだから留学において何かが変わるってことは無いのかな、という思いです。
おおよそ読者というと僕の友人になるのかもしれないけれど、今日まで読みにくい文章を読んでくれた皆様に感謝を。
願わくばこれを読んだ時間が全くの無駄でなく、プラマイゼロくらいになっていることを祈っています。
読んでいただきありがとうございました!
06/30/2018 Yukito