人見知りが行く、UCSB留学。

男子、21歳、KO文学部、人見知りがUCSBに留学。生活や感じた事をちょっと頭の痛い子ながらも配信予定。果たして友達を作ることはできるのか。

初日のいろいろ

こんにちはYukitoです。

着いてから4日目の朝を迎えています。

9:00AMでルームメイトは熟睡中。朝ごはんは宿舎から1ブロック離れたところにあるので置いていって良いものか悩み中です。

 

 さて、初日の話。

成田空港まで両親が見送りに来てくれました。いっておいで、とあっけらかんとした様子に対して、自分は緊張と不安が早くもピークに達していました。原因は明らかな準備不足です。英語の勉強はそこそこで英語はカタコト程度。自己紹介とか友達を作る方策もたってない。そんな状況に直面して、電車に乗りながら震えが止まらず泣きそうでした。(そんな奴が何で行くの?って感じですよね)

 

その状態でも何とか飛行機に乗り込み9時間後にはロサンゼルスに。そこからSantaBarbara Airbusで2時間と少しの後にUCSBすぐ隣の宿舎に着きました。

着くと留学生らしき人達が受付に並んでいたのでその後ろに並んで手続きの順番待ち。いろんな契約書にサインをして、部屋の鍵をもらいました。部屋のドアには自分の名前ともう1人中国人っぽい名前が。これはルームメイトか!と思い、意を決して中に入ると誰もいませんでした。6人が共同の部屋で3つの寝室に1人、1人、4人が寝ることになっていて、自分は4人の方。寝室に入ると二段ベッド×2がお出迎え。ひとまず荷物を置いて一息。

 

ここでふと気付く。何もする事がない。この部屋だよ、と教えてもらったは良いものの特に何かしろとは言われていない。ここから放任主義というか自由なのかと流れに流されて来た人間にとってはハードモードが始まっていました。ちなみにこの時に他の学生に話しかけに行くという思考は欠如していました。良くないですね。

 

とりあえず外出てもいいの?と受付の人に聞いてから散歩。日本語がどこからも聞こえてこない!すごい!ちょっと寂しい!何てことを考えながら歩いていると、セブンイレブンを発見。中に入るとホットスナックでピザが売ってる事に衝撃を受ける。すぐに買う。思い返すとその日は機内食の牛丼しか食べてなかった事もあって、美味でした。

 

日が沈んで来て、夜出歩くのは危ないかなーという事とそろそろルームメイトがついてるかもしれないと一旦部屋に戻る。ものの、部屋には相変わらず誰もいない。

 

当てもなく宿舎の中をフラフラしていると日本人の留学生の方に出会う。中国人のグループに声掛けて一緒に夕食を食べていたそうな。すごい…ぼっち飯をしている場合では無かったことにここで気付く自分。

 

流石に徘徊し続けるのも良くないので、部屋に戻ってしばらく過ごす。その内に賑やかな声が下から聞こえてくる。何じゃろなーと下の階に行くと留学生達が一同に介して顔合わせ的な奴をやっている⁉︎完全に出遅れた自分。ぼっちになる予感がよぎる‼︎もうダメだ部屋に戻って寝た方が良いか…とあわあわしているとスタッフさんらしきナイスミドルが「行かないのかい?」と声をかけてくれました。メシア…!と感謝しつつ、手引きのもと、会場に紛れ込む。後から聞くとこの宿舎の長みたいな偉い人だったらしい。良い人だ…。

 

混ざったのはラスト30分ほどで、すみっこでちょっぴり目があった人に話しかけてもらったりしてバクバクしながら過ごしました。

 

部屋に戻ると奥からルームメイトが!とりあえず機内で考えた定型文を思い出しながら何とかよろしくと挨拶。中国から来た人で、少し大人しめな印象を受けた。でも優しそうだし何とかやっていけるかもしれないと思いながら寝る準備。マットレスしか無いからシーツとか持って来てというのが事前の情報だったのでシーツと枕は準備済み。毛布は持ってなかったのでバスタオルで代用。疲れもあり、寝るまでは一瞬でした。

 

寝るまでは。夜中の3時に目がさめる。よく分からないけれどとにかく寒い!思わず予備のバスタオルを手探りでスーツケースから引っ張り出し重ねるもまだ寒い。震えながら身を縮めて何とか朝まで耐える。死ぬかと思いました…。

また後から聞いた話ですが、海沿いと半分砂漠みたいな地理なので、日中と日没後の寒暖差が尋常じゃ無いとのこと。

 

無知ゆえに様々な洗礼を受けた初日でした。…前途多難…トホホ。